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2017年10月24日

「キミヒの二の舞は避けたい」シュトゥットガルト

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ティモ・ヒルデブランドやアンドレアス・ベック、セルダー・タスキやクリスチャン・ゲントナー、そしてサミ・ケディラやマリオ・ゴメスら、数多くのスター選手たちを生み出すなど、若手育成で名を馳せたシュトゥットガルト。

確かにその後もチェルシー在籍のアントニオ・リュディガーや、ライプツィヒでブレイクを果たしたティモ・ヴェルナー、そしてネクスト・ラームとして期待がかかるバイエルンのジョシュア・キミヒなど、数多くの若手選手たちを育成してきた。

しかし現在チームで主力を務めるのはティモ・バウムガルトルただ1人であり、特にキミヒにいたってはトップチームでの出場試合数は皆無となっている。「キミヒのような失敗は繰り返してはならない」と、シュトゥットガルトのヴォルフガング・ディートリヒ会長はコメント。

「あまりにも多くの優秀な若手たちが、トップチームに昇格しこれからという矢先にチームを後にしてしまった。そしてそういった選手たちが他クラブで活躍しているのをみると残念に思うよ。そういうことを防ぐということ。過去にあった数多くの問題を解決するために、今はミヒャエル・レシュケ氏が取り組んでくれている」と言葉を続けている。


そのなかで1つのテーマとしてあがっているのが、現在は4部に所属しているU23の解散であり、すでにブンデスリーガでは、レヴァークーゼンやフランクフルトなどが廃止していた。シュトゥットガルトでもこれは既定路線とも伝えられたが、このことについては「そんなことはない」と同会長はコメント。

そもそもシュトゥットガルトでは最近、他クラブから狙われるような若手選手自体を育てられない状況へと陥っているところであり、これからはスカウト部門の改善もめざしている。


ヴォルフガング・ディートリヒ(会長:シュトゥットガルト)「いろんな声もあったが、 しかし我々は1部復帰の喜びにうかれることなく、しっかりとした取り組みができていると思う。会員数も順調に増加しているし、シーズン終了までには6万5000を超える勢いだ。今季の目標は1部残留を果たすということにあるよ。監督や選手たちの取り組みを見て入れば、アウェイ戦でのうまくいっていないという呪縛もそのうち解放されると思う。育成面については、ここ数年間テーマとなってきたことだった。まもなくして、ユースセンターの五カ年計画を発表することになるよ。しかしながらU23の存続については、まだ決断はなされていない。議論はまだ行われているところであり、白黒はっきりとしているというわけではないんだ。新たな投資家については、まだ具体的な交渉には入っていない。しかしながらとくに求める人物像に変化が起こっているということでもないよ。お金をくれるという人間ではなく、我々が求めているのは戦略的なパートナーなのだ。」


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