ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年10月09日

シュトゥットガルト:後任監督候補の考察

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 今シーズン最初の解任劇を演じることとなったVfBシュトゥットガルト。すでに後任候補者の名前は数多く浮上しているところだが、kickerが得た情報によれば希望リストの上位に位置しているのがマルクス・ヴァインツィール氏である。

 今冬にもシュトゥットガルトは招聘を模索していたものの、当時まだシャルケとの契約を残していた同氏を迎え入れることは叶わなかったという経緯があるのだが、すでのその契約も解消。障壁はもうなくなった。

 その点でみれば、ライプツィヒとの契約を解消しているラルフ・ハーゼンヒュットル監督にも同様のことが言えるのだが、しかしながら同氏に関していえばより好条件のオファーが舞い込む可能性があるだろう。

 そして同様のことはマルクス・ギズドル氏、ロジャー・シュミット氏、そしてペーター・ボシュ氏らにもいえるはずだ。さらにハーゼンヒュットル氏に関していえば、同氏が求めるスピードのあるプレッシングサッカーを展開していく上で、既存のシュトゥットガルトにはそれに向けた選手があまり多くないということもいえる。

 さらにシュトゥットガルトにおける攻撃サッカーといえば、そのライプツィヒの監督を経て就任したアレクサンダー・ツォルニガー氏時代に苦い思い出があり、RBザルツブルクのマルコ・ローゼ監督についても同じカテゴリーに分けることができるだろう。ちなみにローゼ氏については、ホッフェンハイムの後任監督候補として名前が浮上しているところだ。

 2部降格時に招聘したハネス・ヴォルフ監督招聘に似たサプライズ候補としては、ケナン・コチャク氏の名前をあげることができるだろうが、しかし今冬にディートリヒ会長が2度電話でコンタクトをとったとはいえ、2部最下位の責任を負い解任となった同氏に対しシュトゥットガルトのファンたちが大きな期待を抱くことは考えにくい。なおユルゲン・クリンスマン氏については特に考えにないようだ。


 一方でこれからしばらくの間、シュトゥットガルトの監督を務めることになったアンドレアス・ヒンケル氏は「プロ選手になった、このクラブの危機的状況で助けるために動くことは当然だ」とコメント。昨季までシュトゥットガルトIIの監督を務め、現在は監督ライセンスを目指している最中にあるが、「個人的な状況は横において、シュトゥットガルトが困難な状況にあり、そのなかで取り組めることは特別なことだ」と述べている。 「今は何よりシュトゥットガルト、その次に監督ライセンスだよ」


  • ブンデスリーガ・各チーム情報