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2018年11月02日

全てにおいてクラブ史上最悪を記録するシュトゥットガルト

VfB Stuttgart
VfBシュツットガルト
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 勝ち点数、そして得点数と失点数のそのいずれも、昇格組フォルトゥナ・デュッセルドルフと並び、最下位タイへと転じているVfBシュトゥットガルト。実はこれらの数字は全て、長い歴史をもつクラブにとって最悪の数字でもあるのだ。

 まず開幕から9試合までで、シュトゥットガルトが15位以下となるブンデス2部降格圏内に落ち込んでいること自体が、シュトゥットガルトにとって初の経験であり、さらにここまでの得点数6、失点数21も、共にクラブにとって悪いい意味での新記録だ。

 特にオフェンス面においては、これまでシーズンを通じてわずか38回の得点チャンスしかえられておらず、これは1.FSVマインツ(35)に次ぐリーグ全体で2番目に少ない数字。逆に相手に与えた得点チャンス70は、ブンデスリーガ最多というオマケつきだ。(2位はニュルンベルクの63)

 これほどまでに悲惨な数字が立ち並ぶなかで、今シーズン好調な戦いぶりをみせているアイントラハト・フランクフルト戦を迎えることになるのだが、しかし明るい数字もこの中には見受けられる。

 最近20試合の対戦では、シュトゥットガルトは全てで得点を決めており、これ以上に長い連続得点を記録したカードは、1969年から1985年まで続いた、ブレーメンを相手にした26試合連続という数字だ。

 さらにシュトゥットガルトがこれまでの、フランクフルトとの92試合の対戦でおさめた勝利数42は、シャルケの43に次ぐ2番目に多い勝利数でもあり、ぜひ今晩金曜日の試合でこそ勝利をおさめ、この危機的状況から少しでも脱却をはかっていきたい。


就任から2試合でともに0−4と敗戦を喫している、マルクス・ヴァインツィール監督は「出だしの相手が難しかったことはわかっていたことだ」とコメント。さらに今回対戦するフランクフルトについても、「非常にいい成長」をみせ「とても良い個人の力」が備わっており、「うちではなかなかうまく事が運ばない」とも。

 しかし前節のホッフェンハイム戦では、開始8分で数的不利に陥りながらも「前半のときにみせたような戦いを」と指揮官。「あれは今季のシュトゥットガルトでベストの45分間だった。悪い事ばかりみるのではなく、良い部分もみて、落ち着いていくことが重要なんだよ」と述べている。
 
 


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