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2020年11月03日

ミスリンタトSD「遠藤航の価値は誰もが認めるところ」

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 ブンデスリーガ昇格組として臨む今シーズンにおいて、この日にVfBシュトゥットガルトの練習場ではいつになく、数多くの選手たちの姿が見受けられた。ここまで開幕から度重なる負傷に悩まされてきたペジェグリーノ・マタラッツォ監督だが、ゴールキーパー3名、フィールドプレイヤー27名がピッチ上を埋めており、これから迎えるフランクフルトとのホーム戦に向けた良い兆しだといえるだろう。

 「しかしね、フランクフルトは本来、国際舞台で戦うようなクラブなんだから」と、ミスリンタトSDはコメント。確かにここまではホーム戦で強さを発揮させてきたシュトゥットガルトとはいえ、前年度ではEL4強を果たしたクラブを昇格組として迎え撃つ構図の上で、余計な重圧を少しでも取り去っていきたい考えだ。

 現在不参加となっている選手は、リアビリ中心のコンスタンティノス・マヴロパノス(半月板損傷)とマキシム・アブチャ(アキレス腱断裂)、部分的にチーム練習参加中のエリック・トミー(肘骨折)とクリントン・モラ(恥骨の問題)のみ。ヴァルデマール・アントンについては、シャルケ戦にてベンチ入りを果たしており、また2週間に渡って内転筋付近に問題を抱えていた遠藤航もどうやら完治を果たした模様。

 この日本人ボランチが示すチームにおける重要性は、言うまでもなく非常に高いものがある。それはここまでのkicker採点平均でチーム最高の2.5と見事な成績や、ベスト11入りを開幕から6試合で2度も果たしているといった数字でも現れており、「ただシャルケ戦での前半では、はじめて彼はそこそこのプレーにとどまっていたね」と、ミスリンタトSD。その賛辞は止まることなく、「いかに彼が貴重な存在であるか、それは誰もが認めるところだよ」と言葉を続けた。
 


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