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2021年02月06日

シュトゥットガルトのデータ流出問題に更なる新情報

VfB Stuttgart
VfBシュツットガルト
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 VfBデータ流出問題の調査を行ったEsecon社の報告書について、当初は地元紙シュトゥットガルター・ツァイトゥングが報じ、さらにシュピーゲル紙が伝えたところによれば、今回の調査について役員会のベルント・ガイザー氏とライナー・ムチュラー氏がかなりの妨害を行っていたと批判、さらにデータ流出問題が発生した時の役員だった、シュテファン・ハイム氏やヨッヘン・レットガーマン氏らに対する批判にまで及んでいるという。

 そのためあくまで今回の調査結果の「信頼性・有用性」という点でみて限定的ではあるものの、それでもクラブ側が数万件におよぶ会員のデータを流出していたという事実に代わりはなく、それがゲリラマーケティングに利用された可能性が「非常に高い」。つまり「会員を騙そうとしていた」「背任行為」という言葉が報告書には記載されているとのこと。なおkickerの取材に対してEsecon社、そしてクラブ関係者のいずれもノーコメント。

 ただ今回のデータ流出問題は特に、2017年に最終的にダイムラー社に株を売却した、クラブの競技部門の切り離しの際、Facebookにて展開されたキャンペーンとの関わりが指摘されており、既にこの事をバーデン=ヴュルテンベルク州が調査中。さらにこの切り離しでは、投票機の故障などの問題点も浮上しており、今後の展開も含めてまだ、この問題の先行きはまったく見えていない。
 


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