ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年06月12日

苗字詐称判明のサイラスに、3ヶ月の停止処分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 数年間に渡って苗字を偽っていたことが明らかとなった、VfBシュトゥットガルトのサイラス・ワマンギトゥカ改め、カトンパ・ムブンパに対して、ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は金曜、罰金に加えて3ヶ月の出場停止処分を科す判断を下した。

 「ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所では、スポーツマンシップに反する行為を行ったとして告発されていたサイラス・カトンパ・ムブンパに対して、3ヶ月の出場停止処分と共に、3万ユーロの罰金の支払いを命ずるものとする」と発表。ただしワマンギトゥカは3月に十字靭帯断裂という大怪我を負っており、いずれにしても欠場を余儀なくされることになる。

 シュトゥットガルトのミスリンタトSDは、「ドイツサッカー連盟から制裁を受けることは、我々も彼自身も覚悟の上。法令に基づき、そうなくてはならないものだ」とコメント。「同時に今回の判決では、彼の特別な状況を考慮してくれてもいる。ドイツサッカー連盟のレベルにおいて、こういった配慮をサイラスのためにしてくれたことを嬉しく思うよ」との見方を示した。
 
 VfBシュトゥットガルトは火曜午前、これまでサイラス・ワマンギトゥカの名でプレーしていた選手の本名は、実際にはサイラス・カトンパ・ムブンパだったことを発表。年齢も1歳年上の、1998年10月6日生まれとのことで、母国のコンゴを離れる際に当時の代理人からの圧力を受けて身元を詐称。ミスリンタトSDは「改名させられた彼は被害者だ。我々としては彼を守っていく」と語っていた。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報