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2021年07月15日

伊藤洋輝がアピール成功、シュトゥットガルトの夏季合宿帯同へ

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 VfBシュトゥットガルトではこの夏、3バックの左を支えていたマーク=オリヴァー・ケンプが契約延長の断りを入れ、5月末日まで有効だった例外条項の行使期限が切れたものの、いまだ移籍の可能性が取り沙汰されているところだ。それでもミスリンタトSDが「落ち着き払っている」理由としては、ゴンザレスとコーベルの売却により「ケンプを満了させる余裕がある」こと、そしてもう1つは今夏に加入した新戦力、伊藤洋輝がここまで飛躍をみせている点がある。

 水曜日に行われたダルムシュタットとのテストマッチでは、ケンプが先発出場し、そして後半からはクリントン・モラと共に伊藤洋輝も出場。両選手についてミスリンタトSDは「この2人は昨年のカードにはなかった存在。彼らはフィジカルに良いものがあるレフティ」と評価。

 特にジュビロ磐田からレンタルで加入した伊藤は、当初は数日間のみトップチームに参加する予定だったものの、その数日間で好印象を与えることに成功しており、そのためこのままトップチームでのアピールを継続し、土曜日にキッツビューエルにも帯同していくことになる。

 ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は「彼はよくやっている。だからこそ彼に、合宿が終わるまで我々ところに残って欲しいとお願いをしたんだ」と説明。その後にも引き続き、伊藤洋輝がトップチームに留まるか、それとも当面は瀬角チームに向かうかについての決断が下されるとのこと。
 
 コミュニケーションは英語やビデオシーケンスを利用するなど言葉の壁がありながら、マタラッツォ監督はそれでも伊藤洋輝の「学習能力の高さ」を評価。加えて加入間もない伊藤にとって、同じ日本人の遠藤航が現在は五輪参加で不在ではあるのだが、ただ開幕前には戻ってくるはずだ。
 


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