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2021年09月16日

シュトゥットガルト、ヒツルスペルガー氏が来年退任を発表

VfB Stuttgart
VfBシュツットガルト
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 トーマス・ヒツルスペルガー氏は2022年秋まで残されている、VfBシュトゥットガルトの取締役としての契約を、このまま更新することなく任期満了時に退任することを明らかにした。これは水曜日にクラブ側より明かされたもので、「非常に残念ではありますが、その決断を尊重しています」と綴っている。

 なお声明によればヒツルスペルガー氏は、「相談役会の要請により」契約満了まで在任し続け、後継者探に関与するだけでなく、その後の引き継ぎも行なっていくとのこと。ただいずれにしても、今回の発表はむしろ驚きを与えるものだ。以前に同氏は「ずっと長くここに留まり続けたい」と語っていたのだが・・・。

 「シュトゥットガルトは私にとって非常に重要な存在であり、今回の決断は決して容易なものなどではない」と、39歳の元ドイツ代表MFはコメント。「しかし私の任務の中には、時にクラブのために辛い決断でも下さなくてはならないことがある、。たとえそれが私個人に影響を与えるものであったとしてもね。熟考した結果、後進に道を譲ることにした」と言葉を続けている。

 一方でクラウス・フォクト会長は、ヒツルスペルガー氏が退任の意思を表明したにも関わらず、契約満了まで続投するということについて「相談役会の中で特に不安というものは感じていないし、後継者を捜すため十分な時間をかけることができる」との見方を示した。

 現役時代には2007年にブンデス制覇を成し遂げたヒツルスペルガー氏は、2016年よりシュトゥットガルトにて様々な役職を務めてきており、2019年からは競技部門取締役を兼務。2020年12月には会長選に出馬する意向をも示していたが、最終的には立候補を取りやめ。

 それではシュトゥットガルトの会長職ではなく、ドイツサッカー連盟のフリッツ・ケラー元会長の後釜を視野に入れているのか?しかしながらこのことについて、同氏は「そのような野心はない。」と水曜日に断言している。
  


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