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2022年04月08日

ブンデス50試合目の浅野拓磨、W杯イヤーで一皮剥けるか

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 先週の土曜日に今季好調のホッフェンハイムを敵地で下し、そこでドッペルパック(2得点)を決めた浅野拓磨がお立ち台に呼ばれるのは自然の摂理だ。ただ熱気に包まれたそこでドイツ代表監督の名前を耳にした時、まずは戸惑いを見せてあまり意味がわからず、「ハンジ・フリック?誰?」と聞き返す姿も。ただ11月に開催されるワールドカップ初戦の相手、日本代表の試合をこの日は直接、フリック代表監督がスタジアムで観戦していたのだから、インタビュアーが聞くのも理に適ってはいただろうが。

 ただこの日に守護神マヌエル・リーマンが好守でチームを支え続ける中で決めて見せた、この大きな2得点という活躍からは、それまでブンデスリーガ48試合出場で2得点にとどまっていた浅野にとって相手代表監督の存在など些細なことであったろうし、むしろこれを機会に一皮剥けることを願ってやまない。マキシム・ライチュも浅野について、「本当にスピードがあって俊敏な選手なんだ。そして重心が低く、ディフェンスするのが難しいよ」と評価。この資質をライス監督も次節のレヴァークーゼン戦にて期待するところであり、ブンデス50試合目となる今節も先発メンバーに、浅野拓磨は名を連ねていることだろう。
  


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