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2022年07月15日

W杯イヤーに向け、良い仕上がりをみせる浅野拓磨

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 夏季休暇期間中でも浅野拓磨のインスタグラムのストーリーズでは、ダンベルを使用して精力的に取り組む様子が掲載されていた。「彼がトレーニングでみせるその熱心さを、時にスローダウンさせるよう気遣っていかなくてはならない選手だ」と、トーマス・ライス監督はコメント。代表参加により遅れて合流したものの、すでに体はかなり仕上がっており、練習場では集中的に取り組む金髪アタッカーの姿が見受けられている。目立っているのはその髪型のせいなどではない。

 例えばレッチェとのテストマッチでは、右ウィングとして幾度も力強いパフォーマンスを見せており、サイドを盛り上げ精力的な推進力によりゴールをお膳立てする場面も。とりわけ右ウィングはこの夏、ボーフムでは注目されるポジションの1つとなっており、例えば十字靭帯断裂から復活を期す主将ジモン・ツォラーはじめ、ジョーディ・オセイ・トゥトゥも虎視眈々と出場機会を狙っているところだ。だが現状においては、金髪の毛先までやる気に満ち満ち溢れた『マシンASANO』に軍配があがる勢いである。

 卓越したスピードをもつウィンガーは、キリンカップにて日本代表の一員として活躍をみせ、今冬にはワールドカップに記憶に残るパフォーマンスをみせたいと闘志を燃やす。ワールドカップ初戦のドイツ戦では浅野拓磨はピッチで対峙しているのか?昨季後半戦ではその可能性を半々と表現した浅野だが、不参加になるような事態は是が非でも避けたい気持ちもあることだろう。

 そのためには得点数の少なさを解消したいところで、昨季はホッフェンハイム戦での2得点を含む、3得点のみ。ブンデス通算でみても55試合で4得点という状況なのだが、ただライス監督によれば「得点のための意欲はすでに改善をみせはじめている」と評価。その状態の良さを活かし、鍛え抜いたその筋肉で相手ゴールを積極的に脅かしていきたい。

ハートヴィヒが、オーストリア2部へ

 その一方でVfLボーフムでは、ルイス・ハートヴィヒが新シーズンより、オーストリア2部に戦いの舞台を移すことが明らかとなった。19歳のストライカーはSKNザンクトペルテンに、1年間の期限付きにて移籍。なおこれまでトップチームでの出場は、2試合のみにとどまっている。
 


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