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2016年12月06日

移籍希望のドイツ代表ドラクスラー、バイエルン戦ではベンチ外か

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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監督は変えた、GKも変えた。そして選手たちはこれからの奮起を誓った。もうヴォルフスブルクは打てるだけの手を尽くしてしまったのだろうか?

「いや、そうではない」とマネージャーのクラウス・アロフス氏。外部からの影響を遮断することの必要性を訴え、「我々は結束しなくてはならない。外部で何が起ころうとも別の雰囲気をつくり出さなくては。今は困難な状況にあるが、だからこそ結束すること。それが外部に対抗するための最善の策なのだよ」と言葉を続けている。

一昨シーズン前にはポカール制覇、リーグ戦2位と、文字通りバイエルンに次ぐナンバー2の位置についたヴォルフスブルク。しかし親会社であるフォルクス・ワーゲン社の不祥事や、大黒柱デ・ブライネの後釜として獲得したユリアン・ドラクスラーがブレイクしきれず、今夏には移籍騒動を演じ、さらに先日はフォルクス・ワーゲン社内部からアロフス氏に対する批判が噴出した。

そして週末に入っても、ヴォルフスブルクは2度のリードを守りきれずにベルリンに逆転負け。試合後には途中出場し、観客からブーイングを浴びせられたドラクスラーが、この状況で改めて移籍希望を口にするなど、ピッチ外の話題に事欠くことはない。

そのためドラクスラーについては、次節バイエルン戦で、観客席に追いやられる可能性
さえあるだろう。

確かにイスマエル監督は、試合後に「まだ何も決めたくはない」としているものの、事態の打開にあたり「結束」を促すアロフス氏は「ファンに対して、このクラブのために全力を尽くすという感覚を、我々は与えなくてはならないんだ」と宣言。このまま冬の移籍市場で、ドラクスラーはチームを後にすることになりそうだ。


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