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2019年01月14日

クバが古巣を救済、金銭サポートに加え無給でプレー

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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 サラリーなしというだけでなく、むしろクラブ側へお金を支払ってまで、ポーランド1部ヴィスワ・クラクフへ移籍したい。”クバ”の愛称でも知られるヤコブ・ブラスチコフスキが、その決断を下した背景には古巣への深い愛情がある。

 2007年に期待の若手選手としてドイツへと巣立ち、その間でポーランド代表主将を務め、ドルトムントでは国内二冠、さらにはCL決勝にも進出した経験をもつブラスチコフスキは、それから12年の月日が流れ33才となり、今年1月はじめにVfLヴォルフスブルクとの契約を解消。現在はフリーの状況にある。

 一方でヴィスワ・クラクフはポーランド1部13度の優勝を誇るクラブでありながらも、現在は財政難に陥っており、ライセンス剥奪、さらにはポーランド3部への降格の危機へと瀕している状況だ。

 そこでポーランドのメディアに対して、起業家のヤロスラフ・コロレフスキ氏が語ったところでは、同氏とブラスチコフスキ、そしてもう1人の人物によってそれぞれ約31万ユーロずつを貸与。これでひとまず一時しのぎとしてヴィスワ・クラクフを支えてくれる、新たな投資家を模索する時間かせぎをおこないたい考え。

 かつてポーランド代表主将を務め、ドルトムントでは国内二冠、さらにはCL決勝にも進出したブラスチコフスキは、昨年にも同じ金額を貸与してその利子分を寄付しており、さらに最近数週間では同クラブにて練習参加。ポーランドメディアによれば、現在ポーランド1部8位につける同クラブにて、サラリー無しでプレーする考えも持っているという。
 


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