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2020年05月18日

ヴォルフスブルクのサプライズ起用、ギンチェクとクノッヘを先発外に

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 週末に行われたリーグ戦再開初戦FCアウグスブルク戦を前に、VfLヴォルフスブルクのオリヴァー・グラスナー監督は、ある1つの問題について危惧していた。それはこの日にベンチスタートとすることを決めていた、ダニエル・ギンチェクの心境についてである。そこで試合前から指揮官は同選手と話し合いを重ねており、木曜日には1時間にも及んでいたことも明かしている。「彼に自分の考えを伝えたんだ」その結果、この試合でアウグスブルクはジョアン・ビクターを先発起用し、途中からギンチェクが出場、その役割を見事に果たし、ロスタイムでの決勝弾へとつながった。「ダニエルはまさに一発回答してくれた。私からの期待をしっかりと受け止めてくれたよ。ここぞという時にチームのためにプレーしてくれたんだ」

 一方で29才のFWは監督からの決断に驚きと苛立ちを感じたことを隠さず、「もちろん、プレーできると思っていたし、そう願っていた」が、それでも「監督の決断を受け入れる」と、その複雑な心境を明かしている。いずれにせよやるべき事は1つだ。来たる古巣ボルシア・ドルトムント戦にむけて、練習でアピールをしていくということ。その点でみれば今季3得点をマークしたことで「流れは良いね」と、ギンチェク。「アピールはできたと思うし、勝利もおさめた。僕自身ゴールも決めてね。これから今週もアピールしていくよ」ただウェクホルストが出場停止から戻ってくる以上、その道のりは決して易しいものではないことは確かだ。

クノッヘが先発から外れた理由は?


 この試合ではギンチェクと共に、コロナ危機による中断までは守備の要として活躍(kicker採点平均3.17)をみせてた、ロビン。クノッヘの姿もベンチにあった。代わりにマリン・ポングラチッチを起用した理由について、グラスナー監督は「マリンはこの1週間でとても良いプレーをみせていたし、そこで追い上げていったんだ」と説明。

 特に若きクロアチア人DFについてはヴォルフスブルクの将来を担うことが期待され、一方でクノッヘに関してはヴォルフスブルクとの契約を今季で満了することになる。それはサラリーを大幅に減額したヴォルフスブルクからの延長オファーに応じないためか?しかし指揮官は「契約的なこととは無関係だ」と強調。「クノッヘが上だと感じれば、ドルトムント戦ではクノッヘを起用するさ」と言葉を続けた。
 


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