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2020年09月07日

グラスナー監督、ティスランドの怠惰なプレーに激怒

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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 土曜日に行われたテストマッチ、ブンデス3部マグデブルク戦でロスタイムへと入った頃、オリヴァー・グラスナー監督は「交代だ!」と叫んだ。直前のプレーで相手選手との対人戦から、ヴォルフスブルクの2選手が倒れてはいたものの、交代を告げられたのはむしろ何もなかったマルセル・ティスランド。代わりの選手としてヤネス・ホルンがサイドラインに立ち、ティスランドは既にピッチ外へと去っていたが、主審はそのまま試合終了を告げた。一体なにがあったのか?明らかにティスランドが負傷していたということはない・・・。

 オリヴァー・グラスナー監督は、その直前に相手陣内でボールをロストした後の、ティスランドのあまりに怠惰な自陣への戻る姿勢に怒りを爆発させたのだ。試合後、指揮官は「ノーコメントだ。彼と話し合う」と述べ、マネージャーを務めるヨルグ・シュマッケ氏は「外から見ていただけだから」と介入しない姿勢を示したが、ただ「いろいろ理解はできるところはある」とも。「ただそれでも、選手には監督から与えられたタスクにベストで応える義務がある」と言葉を続けている。

 ティスランドが不満を募らせる理由は、同氏の言う通り理解できるものだ。本職のセンターバックではボランチからスライドしたギラボギ、今冬加入のポングラチッチ、今夏加入のラクロワ、若手のシアスレーベン、そしてブルックスらが控えており、左利きにもかかわらず右サイドバックとして後半65分から投入されたことからも、もはやこのクラブに将来性がないことは明白だった。

 コンゴ代表CBは今、何を思っているのか。公の場にてその不満を爆発させてはいるものの、チームに対して特に移籍を要求するようなことはまだないという。「私のところには来ていないよ」とシュマッケ氏。なお移籍先候補としてはトルコ1部フェネルバフチェの名前も浮上しているところだが、しかしながらこの日に見せたようなパフォーマンス、そして態度では、ティスランドの将来はますます暗いものへとなっていくだけだろう。ヴォルフスブルクとの契約は2022年まで。
 


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