2020年09月14日
カマチョ、回復果たせず引退決意「パパは全力を尽くした」
それは既に数ヶ月前から暗示されてきたことだった。だがそれが現実のものとなって、月曜午後に本人の口から正式に発表がなされた。イグナシオ・カマチョが現役生活にピリオドを打つことを決断。2017年よりマラガからヴォルフスブルクへと加入したスペイン人MFだったが、負傷によりリーグ戦わずか17試合の出場のみに留まっていた。
時折、声をつまらせながら、カマチョはドイツ語で書かれた引退声明を読み上げていった。それはサッカーに対する愛のメッセージであり、家族に対する愛のメッセージでもあり、そしてキャリアを支えてくれた全ての人たちに対する愛のメッセージでもある。「ただ僕の足は、「もう良いだろ?」と、告げてしまったんだ」
2017年10月に行われたドイツ杯ハノーファー96戦にて負傷を抱えて以降、これまで5度に渡る手術を繰り返してきた同選手。様々な専門医の下を訪れ、現役続行に向けて助けを求め、そしてリハビリを重ねてきたものの、今年の5月の練習中に、「最初のアクションで強い痛み」を抱えることに。今度は膝だった。
「もう、別れを告げる時がきたんだ」そう声を振り絞ったカマチョは、「それでも出来る限りのことを尽くしてきた」と胸を張り、「クラブの信頼に感謝すると同時に、その期待に応えられなかったことが悔しい。妻や子供たちにも苦労をかけた。その中で惜しみなく支えてくれたことを感謝したい」と、コメント。
そして「子供達にサッカーをする姿を見せられないのは心苦しいが、でも「パパはやりきったんだ」という事が伝わってくれれば。そしていつかそんな子供たちが、今の僕のように誇らしい気持ちを持つ日が訪れよう、僕は願っている」と、言葉を続けている。
だがこれでカマチョとヴォルフスブルクとの関係が終焉を迎えるわけではない。これから2年間に渡り、ヴォルフスブルクでコーチ養成プログラムを受講し、その間にトップチームやゆースチームを含め、様々な分野を経験していくとのこと。
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