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2021年02月05日

ウェクホルスト「泥臭いことは、素晴らしい」

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 VfLヴォルフスブルクにとって通算10度目となる、ベスト8入りを果たした水曜日のドイツ杯16強。相手は今季は最下位に喘ぐFCシャルケ04ではあったものの、グラスナー監督が予想した通りに苦しい試合展開となった。「シャルケは本当に良いサッカーができるチームなんだ」と指揮官は強調。スリッピーなピッチコンディションや、数日前のフライブルク戦で「精神的に消耗していた」影響もあって「我々は決して良いサッカーをしたわけではない」と、シュマッケ競技部門取締役。

 事実シャルケはこの試合で善戦をみせており、ビッグチャンスも何度か作り出してはいたのだが、しかしながらそこで立ちはだかってみせたのが守護神コーエン・カスティールス。マルク・ウートやマシュー・ホッペの絶好機に対して、ブンデスを代表するゴールキーパーであることを改めて誇示する好セーブで窮地を救うと、今度はワウト・ウェクホルストが泥臭いゴールで決勝点。先日のマインツ戦と同様に、こういった泥臭い勝利をおさめられることが、今のヴォルフスブルクの強みだ「泥臭いというのは、素晴らしいことだよ」と、ウェクホルストは試合後に自身のインスタグラムにて投稿。


 その一方でこれによりこの1年でシャルケでは、公式戦で勝利をおさめたのは、リーグ戦1試合と、ドイツ杯2試合のみという状況にアミーヌ・アリは、自身のインスタグラムにて「窮地に立たされた時、それでもいつかその日がくると信じること。そうすることで人は強くなれる」と投稿。写真では涙をふく様子が写し出されており、アリ以外にもベッカーら試合後に悔し涙をピッチ上で浮かべる選手たちの姿が見受けられた。

 「選手たちは非常に期するものをもってこの試合に臨んでいたんだ」と、その失意の大きさに理解を示すとともに「サッカーには大いに気持ちの部分が栄養するもの。選手たちがそれをみせているのは良いことだと思うし、今は結束して次のライプツィヒに全神経を集中させること。時間はあまりない、ただそれも今はメリットかもしれんがね」と、ここからの選手たちの奮起へ期待を寄せた。
 


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