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2021年03月09日

DFB、ラフプレーのオタビオに4試合の出場停止

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 前節で大きな話題の1つとなったプレーが、TSGホッフェンハイム戦にみせたVfLヴォルフスブルクのパウル・オタビオによる、背後からの激しいタックルシーンだったのだが、このことについてドイツサッカー連盟では4試合の出場停止処分を科す判断を明らかにした。

 これは試合のロスタイムに、相手FWムナス・ダブールに対して、両足を蟹挟みするような形で後ろからタックルをおかし、意図的に決定的なシーンを止めたものであり、試合後にシュマッケ取締役が「あんなものは目にしたく無い」と苦言が呈されるなど、チーム内からも厳しい批判がなされている。

 そして火曜日に同連盟のスポーツ裁判所にて下されたものであり、「相手選手の対するラフプレーのため、ドイツサッカー連盟監理委員会の訴えから審議を行い、4試合の出場停止とすることを判断した」と説明。特に左SBではルシヨンが負傷離脱中であり、シュテッフェンも長期離脱となったことから、グラスナー監督は苦しいやりくりを迫られることにもなった。

頼もしいムバブ「監督から言われれば、いく」

 その候補の1人である、右サイドを主戦場とするケヴィン・ムバブは、「イングランド時代にプレーしていたし、監督からいわれれば、その用意はある」と頼もしいコメント。今夏はバクーというライバルが加入することになり刺激を受けたスイス代表は、共にに成長を果たし、いまや強力な右サイドコンビを形成。「うまくいっているよね」と胸を張っており「このまま順調いってCL出場を果たし、ユーロではサプライズを演じたい」と意気込んだ。

トレーシュ、元同僚を擁護

 その一方で元ヴォルフスブルクの選手で、かつてインゴルシュタット時代にオタビオと同僚だった、クリスチャン・トレーシュ氏は「彼は心優しく、決して悪びれない。明るくて意地の悪い選手じゃない」と述べ、「あの時は必死で深く考えていなかったと思う。意図的に怪我をさせようとしたのではなくて、単純にゴールを未然に防ぎたいと思ったんだ」と擁護した。「これは 練習でも常に、とてもいい奴でフェアな選手だよ」
 


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