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2021年04月10日

シェファーSD「私も相当だが、長谷部はプロの最高峰」

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 土曜午後に控えるアイントラハト・フランクフルトvsVfLヴォルフスブルク。両クラブ共にチャンピオンズリーグ出場権獲得を賭けた、重要な直接対決という意味合いを持つ中で、ヴォルフスブルクのマルセル・シェファーSDにとっては、かつて共に戦った盟友、長谷部誠との再会も意味する。2009年に共にヴォルフスブルクの地で、ブンデスリーガ優勝を果たした両者だが、長谷部誠は37才となった今もなおブンデスリーガの主力選手として活躍。後半戦より加入したフンテラールに交わされたが、現役ブンデスリーガ最年長選手として今シーズンを迎えていた。

 そんな長谷部について、シェファーSDは「これほど高いレベルで、サッカーを続けられるような選手はどういった選手かと尋ねられれば、そこでまっさきに思い浮かぶのは誠だね」と、Sportbuzzerにてコメント。ドイツ代表経験もあり、ヴォルフスブルクでは主将も務めるなど、自身もピッチの内外に渡り非常に高い評価を受けてきた選手だったが、「私も相当ではあったけどね。でも誠は睡眠、栄養管理、回復など、全てにおいてまさにプロの模範といえる選手の1人で、正直いって彼ほどの人はいまだ会ったことがないよ」と称賛。「誠は私のキャリアの中で知る限り、プロフェッショナルの最高峰だ」と言葉を続けた。

 実際に両者はピッチの内外で、長きに渡り親交を深めていった間柄でもあり、2011年にはシェファー氏が開設したFacebookを、友人である長谷部誠がブログで紹介。その結果、日本からの大きな反応に本人が驚いたこともある。シェファー氏は加入当時について「誠はドイツ語の習得が非常に早かったんだ。時折僕たちが茶化したりする中で覚えていったんだけど、誠は決して臆する様子をみせることなく、むしろジョークを飛ばして付き合っていたものさ」と振り返った。

 現役時代のうちから並行してマネジメントを学んだシェファー氏は、現在はそのヴォルフスブルクにてスポーツディレクターを務め、シュマッケ取締役との名コンビで緊縮政策のチームを飛躍へと導いているところ。一方で長谷部もコーチライセンス取得への希望を明確にするなど、引退後の話題もでているが、「いつか、そのチャプターを閉じる日は来る」とシェーファー氏。「ただそれは自らの手で閉じて欲しい。怪我でも、コーチによってではなく」と、盟友へ温かいエールを送っている。
 


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