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2021年04月29日

グラスナー監督の進退問題に揺れる、好調ヴォルフスブルク

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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 ブンデスリーガではここのところ、相次いで玉突きでの監督交代劇が展開されているところだが、その流れはVfLヴォルフスブルクにも押し寄せるかもしれない。オリヴァー・グラスナー監督との契約は2022年まで残されてはいるものの、契約には今週金曜まで行使可能な例外条項が含まれていると言われているためだ。

 ただ仮にグラスナー監督が移籍を決断した場合、おそらくヴォルフスブルク首脳陣は来季にむけて、十分に準備を整えて迎えることができるだろう。移籍市場には既に目を向けているといわれ、候補としてマーク・ファン・ボメル氏はじめ多くの名前が挙がっているところだ。だがもしもグラスナー監督が、例外条項を行使しなかったとしたら?それでもヴォルフスブルクにはまだ疑問が残される。確かにグラスナー監督は、これまでのヴォルフスブルクのやり方から節約政策への転換を余儀なくされる中で、現在は3位と飛躍へと導く手腕を発揮しているところ。

 だが1つだけはっきりとしていることは、これまでのグラスナー監督による移り気な発言は、決してヴォルフスブルクにおける将来性においても、また首脳陣にとっても決して喜ばしいものではなく、先日のバイエルン戦前に自身の将来をフリック監督に伝えたことなどは、むしろ苛立ちを与えるものだった。それでも「来季も現体制のままで臨むことを想定している」と強調する、イェルグ・シュマッケ取締役ではあるものの、グラスナー監督との確執も伝えられており、なんとかマルセル・シェファーSDが間を取り持っている状況といわれる。
 


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