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2021年06月03日

コロナ禍でも負債半減、そしてCL復帰のヴォルフスブルク

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 ここ数年に渡りVfLヴォルフスブルクは、財務的にも競技的にみても、共に破産宣言を受けてもおかしくない散々な数字を残してきた。2017年、そして2018年は共に、出費はチャンピオンズリーグ出場クラブ並を記録し続けながらも、シーズン最後に待ち構えていたのは共に、ブンデス2部3位との入れ替え戦のみ。このような状況から、イェルグ・シュマッケ取締役と、マルセル・シェファーSDの挑戦は始まった。

 例えば前任者のレッベ氏の時代では年間2160万ユーロ支払われていた代理人への費用は、今季では814万ユーロを記録。「財務状況が安定したことで、前年度よりもはるかに良い結果を残せました」と、ティム・シューマッハ財務担当が胸を張るように、負債は4500万ユーロから2100万ユーロと半減を果たしており、ブンデスリーガにおける財務ランキング最下位から13位にまで浮上。そしてやりくりをしながらも欧州への復帰も果たし、今シーズンはヨーロッパリーグ出場による臨時収入も重なった。

 「この苦しいコロナ時代において、特に人件費の面において堅実な活動を続け、競技面においては4位という素晴らしい成績を達成することができました。その結果、来年にはチャンピオンズリーグ出場も果たしているのです」とシューマッハ氏。「CLのプラス効果は来シーズンの話ですがね」その時は、ヴォルフスブルクは一気に黒字転換を果たすことができるかもしれない。「ただ今後も財務的に賢明に取り組んでいきますよ。全ての分野において。なぜなら親会社に対しても我々は負っていますからね」とも念を押している。
 


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