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2021年06月20日

ラクロワとボルナウを巡る、ヴォルフスブルクの思惑

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 ブンデスリーガ内における移籍を希望していると言われる、マクサンス・ラクロワ。そこでRBライプツィヒは所属先のVfLヴォルフスブルクに対してまず2000万ユーロを、さらに2度目のオファーも提示したものの、ヴォルフスブルク側から力ない笑顔を得るしかなかったようだ。シュマッケ取締役は「新しいオファーはあった。だが関心をもてなかったので断っている」

 1年前にFCソショーから500万ユーロで獲得し、その初年度から主力を担った、2024年まで契約を残すラクロワの売却金額をどのあたりに設定しているのか。当然ながらシュマッケ氏が具体的にそのことを明かすはずはなく、ただ「市場に見合ったオファーが必要だね」とコメント。「これまでは我々の視点からみて、決して市場に見合ったものとはいえないものだった」と言葉を続けた。
 
 確かにライプツィヒでは今夏にダヨ・ウパメカノ、そしてイブラヒマ・コナーテと2人のCBを売却したという背景がある、だがそこで手にした移籍金の合計金額が9000万ユーロに迫るものであることも、ヴォルフスブルク側は知っている。おそらくその影響が絡むであろう、逆にヴォルフスブルクが獲得とめざすセバスチャン・ボルナウについては、提示した800万ユーロにケルン側が一蹴。だがラクロワ次第では、こちらにもドミノ的な動きが生じる可能性があるだろう。

ダヴィド・イッテルが3部降格のオスナブリュックへ


 その一方でヴォルフスブルクのセカンドチームから、ダヴィド・イッテルが、ブンデス3部降格を喫したVfLオスナブリュックへと移籍することが明らかとなっている。契約期間は2023年まで。これまでブンデス4部38試合に出場し1得点をマークしていた22歳のディフェンダーにとっては、そこよりも1つレベルを上げたリーグにおける、トップチームとの契約という意味でむしろステップアップとなる。
 


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