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2021年07月08日

ヴォルフスブルクの新主将にアーノルド?「それは名誉なこと」

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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 昨季の最終節にマキシミリアン・アーノルドは、ヴォルフスブルクのキャプテンマークを身につけてピッチでプレーしていた。これはジョシュア・ギラボギがオリヴァー・グラスナー監督との確執から出場を拒否したためではあるものの、しかしながら今シーズンも引き続きキャプテンマークを身につけてプレーする可能性はある。

 今季より指揮をとるファン・ボメル監督は、キャプテンについて「私が判断していく」と述べているように、頭の中で思いを巡らせるあるキャプテン候補の中で、アーノルドの名前もそこに含まれているところは間違いない。先週の金曜にはアーノルドとお共に練習場へと入り、集中的に意見交換を行う姿が見受けられていた。「とてもポジティブなものだったよ」と、オランダ人指揮官。
 
 ただその一方でアーノルドは、これから東京五輪のドイツ代表メンバーとしてチームを離れることから、開幕までに結論を出すであろうファン・ボメル監督にとって同選手をチェックする時間はそう残されていない。これまで主将を務めてきたギラボギ自身は、「昨季のような状況の後にキャプテンを続けたいとはいえないよね」と、デア・ヴェステン紙に対して明かしているように静観の姿勢。

 ヴォルフスブルクの中盤での争いは、前述のアーノルドとザヴェル・シュレーガーに軍配があがっており、ギラボギはその後塵を拝する格好となっていた。またアーノルドは主将ではなくともリーダーとしての活躍を見せており、「良い意味で嫌らしさのある、常に勝利に飢えた選手」という選手評は、まるでヒッツフェルト監督からのファン・ボメル氏への発言のように聞こえるが、実際にはナーゲルスマン監督がアーノルドを評した言葉。

 なおアーノルドは自分自身について、「チームメイトに対しても意見をはっきりと口にするタイプの選手」と述べており、「誰かが力を十分の発揮しきれていないと感じれば、それを明確に指摘する」と、チームの中でも嫌われ役を買ってでる男気を持ち合わせており、いつの日か代理ではなく正式に主将としてヴォルフスブルクを牽引する日を夢見ているところ。「そうなったらいいね」と語った同選手は、「それは名誉なことだよ」と付け加えた。その夢は似たタイプの元バイエルン主将が叶えてくれるかもしれない。
 


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