2021年11月06日
ポングラチッチ、移籍先でもヴォルフスブルクを攻撃
歯に衣着せぬ発言で知られるマリン・ポングラチッチは、アーティストでありコメディアンでもある、SSYNICとのTwitchにてインタビューに応じ、そこでドルトムント、人生やキャリア、そしてヴォルフスブルクなどについて語った。「ヴォルフスブルクでは、僕はもう必要とされていなかったんだ」と今夏置かれていた状況について振り返ったポングラチッチは、「まだ所属先だから、あまり叩けないけどね」と前置きしつつ、あくまでドルトムントへの完全移籍を目指していることを強調。「1年間のレンタルには買い取りオプションも付随しているし、それは決して高すぎるようなものではない。それなりのものをみせれば、きっと行使してくれるだろう」と述べ、さらにその金額についても、2020年1月にヴォルフスブルクがザルツブルクに支払った900万ユーロと同額であることも示唆している。「彼らには、何らプラスになることはないさ。それも彼らには歯痒さを感じるのだろうが、もし僕がここでブレイクをみせれば、それはそれで何であの選手を放出したんだと非難を受けることだろう。まぁ、僕にとってはとても嬉しい事だけどね」
いずれにせよ、今回のような発言自体、VfLヴォルフスブルクにとって決して喜ばしい発言内容ではない。これまでにも規律面において、しばしば問題を起こしてきたポングラチッチ。2020年1月にRBザルツブルクから加入するも、今夏にセバスチャン・ボルナウを獲得したことで状況は悪化。ボルシア・ドルトムントへのレンタル移籍は、確かに理にかなったものだった。ポングラチッチは移籍を決めた頃について、「嫌な思いをさせられた」と強調。「移籍させたいと思って、11vs11人の試合形式の練習から外されて、本当に慌てて焦りを感じたし、すぐにファン・ボメル監督のところに行きたいという衝動に駆られていた」とコメント。明らかに今夏に就任していた新監督の下での立場は厳しいものがあり、「それならばいったん、腰を据えて話さないと。政治家のようにね」と説明している。
最終的にポングラチッチ自身も退団を希望し、ほぼRSCアンデルレヒトへの移籍が決まりかけていたと本人が明かしているが、移籍市場終了間際に突如としてドルトムント移籍の可能性が浮上。ザルツブルク時代の恩師ローゼ監督率いるドルトムントでは、特にサラリー面において大きな犠牲を払う必要がなかったという。「あまり選択肢がない状況でね。もちろんサラリーを減らしてまで移籍しようとは思わなかった。それでは意味がない。馬鹿げたオプションや無意味なオファーも受けたりしたよ。ヴォルフスブルク時代では、本当に悔しい思いをしてはいたんだけどね。でも自分のレベルに見合っていないと。ブンデス1部で証明済みの僕が、2部に下がることなんてできなかった。」
そんなポングラチッチの希望を、ボルシア・ドルトムントが叶えてくれた。このことにポングラチッチは大きな喜びを感じているところであり、「でも改めてみれば、やっぱりびっくりすることであるよね。ヴォルフスブルクでは選択肢にないのに、そんな僕をドルトムントが獲得する。しかもサラリーは全額負担してくれているんだ。そもそもヴォルフスブルクは僕を追い出したがっていたけど、決して僕にそれを直接言うようなことはしなかった。だってそれをすると、サラリーの一部もレンタルで引き継がなくてはいけないからね。でもドルトムントが、それを引き継いでくれたんだ」とコメント。
果たしてドルトムントは、そんなポングラチッチの買い取りオプションを行使するのか?ここまでブンデスリーガでは7試合に出場(先発4試合、kicker採点平均3.5)、チャンピオンズリーグでは水曜に行われたアヤックス戦を含めて3試合、途中から出場しており、ドイツ杯では先日のインゴルシュタット戦にて先発。ポングラチッチの言う900万ユーロという金額をドルトムントから捻出させるためには、おそらくはさらに自身のパフォーマンスの向上を目指して、取り組んでいかなくてはならない。
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