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2022年01月31日

マックス・クルーゼ、ウニオンからヴォルフスブルクに復帰

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1. FCウニオン・ベルリン
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 1.FCウニオン・ベルリンは、今冬の移籍期間でマックス・クルーゼを失うこととなった。同選手にとってVfLヴォルフスブルクへの移籍は、5年半ぶりの復帰を意味すると同時に、ヴェルダー・ブレーメンで指導を受けていたフロリアン・コーフェルト監督との再共闘も意味する。なお今季いっぱいまで契約を残していた元ドイツ代表FWの獲得には、移籍金として500万ユーロが投じられたようだ。

 月曜日にメディカルチェックを受け、2023年6月末日までの契約にサインする同選手は、「どうか皆さんには、僕が好条件の複数年契約を選択した、僕の決断を理解してもらいたい」とコメント。「決して簡単な決断などではなかったし、これから自分がどういう立場となるかも理解している。でもこれが僕自身が下した決断なんだ」と言葉を続けている。

 一方のヴォルフスブルクのシェファーSDは「即戦力」としての期待を強調し、「攻撃的ポジションであれば複数で起用可能であり、これまでプレーしてきた全てのクラブおいてその実力を証明してきた」と評価。またウニオンのルーネルト取締役は「予想していなかった移籍だ」と明かし、「彼の経験、能力、そして得点力によってチームは助けられいた」とその決断を惜しんだ。「この損失をカバーしていくことは厳しい課題だよ。ただ彼は強く望んでいたので、ヴォルフスブルクと合意することにした」

 さらにツィングラー会長は、「我々のクラブの歴史において、競技面でも財政面でも最大の成功を納めたこの時期、多くの選手やコーチ陣とともに、マックス・クルーゼは貢献してくれた選手だ。それを我々は決して忘れることはない」と述べつつ、「ただ彼が今季、ウニオンで歴史を刻む機会を意図的に断つ決断を下すということならば、それを我々としては受け入れる」と説明。特にクルーゼという競技面における穴を、金銭的に十分に補償してもらうことで「双方は合意へと達した」とのこと。

 2019年にヴェルダー・ブレーメンからトルコ1部フェネルバフチェへと移籍し、1年後にブンデスリーガへとウニオンで復帰したクルーゼは、その後にブンデス38試合に出場して16得点11アシストをマーク。夏に東京五輪に参加した今季は、ここまでチャンピオンズリーグ圏内となる4位へ飛躍するチームにおいて、5得点6アシストをマークしていた。
  


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